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 連日テレビ・新聞で報道されている南岸低気圧の影響で全国各地に荒れ模様の天候が続いている・・・諏訪湖では5年ぶりに「御神渡り」が承認され、2月9日には平昌冬季五輪が開催されスピードスケートの小平奈緒選手(茅野市出身)が金メダル確実!

 季節は節分、立春と続き2月4日(日)、晴天に恵まれ富士長野県人会恒例の「親睦旅行」が実施されました。

 富士農協会館駐車場を14時に出発し、和食麺処サガミ~富士見台まちづくりセンター経由で各々参加者が乗車して、バスは伊豆長岡温泉「かめや恵庵」に向け快走しました。

 いつもお見送りのご挨拶を頂いている桜町理事、上原副会長、毛涯事務局長、常連四人組の島崎、影山両嬢の方々が諸事情により、急遽欠席の連絡があり、主役を欠いた旅行で残念に思いましたが、現役を退いた桜井さん初めての参加もあって、心身共に健康で旅行が出来る私達を幸せに感じました。

 富士見台まちづくりセンターから沼津方面への通勤緩和道が、H26年秋に須津大棚渓谷入口付近まで開通しました。沿線の開発が期待された新道からは、眼下に「駿河湾」、北方には世界遺産「霊峰富士山」の真白き雄姿は最高です。バスは木村会長の配慮で車内飲み物を調達配布し、沼津線を順調に東上ました。

 国一バイパスを横断して旧国道1号へ乗り換え、沼津市内を通過して、我入道・静浦の狭道を走り、予定より早めの15時25分過ぎに無事到着。かめや恵庵スタッフのお迎えを受けながら下車しました。かめや恵庵は改築前「かめや」だったのを改築後に「恵庵」を付け足したそうです。

 ロビーにて部屋割り、宴会場所、開始時間を聞き、各自部屋へと散会。時間に余裕があったので、さっそく大浴場「旅人(たびびと)の湯」に浸かりました。日常から解き放たれ、ゆったりと満たされた気分になり、露天風呂「恵みの湯」でさらに満喫しました。

 お待ちかねの宴会では、木下副会長の開宴挨拶後、「信濃国」を唱和後、伊藤顧問の挨拶。続いて木村会長の挨拶で新入会員の紹介と、来年還暦を迎える「60周年記念県人会」を、実行委員会を立ち上げ、企画・運営したいと発表されました。そして羽生田宜雄(須坂出身)氏の乾杯音頭で宴に入りました。

 ホテルの心尽くしの料理・飲み物に舌鼓を打ち、満足しました。最後に集合写真を撮った後、貸切りのカラオケで日頃鍛えた美声のご披露がありました。エンドは会長の音頭で「一茶のおじさん」を全員合唱でお開きとなりました。



 その後、303号室に有志が集合して個々人の人生の履歴をご披露頂く中で、年長のOさんの生き様を初めて聞きました。

 長男が小5の時、ご主人を亡くして女手一つで3人の息子を育てた生き様のエピソードをご披露。田中総理大臣、樋口プロゴルファー、草刈正雄etcのキャディーをされた話題を弁舌巧みに語られ、休日には周辺ゴルフ場をキャディーグループでゴルフを楽しみ、当時100前後をキープしていたと・・・女性の強さを改めて感動させられました。

 途中からOさんが参加して元気良い発言でさらに盛り上がったところ・・・会長音頭で「おててつないで」を合唱して2次会を閉じました。
 入浴開始時刻6時を待ちきれず浴場に行くも消灯していて・・・暫く右往左往するもなんとか朝風呂に浸り、8時からの朝食を嗜みました。昨夕予約した「柳饅頭」の確認と、さらに「地場産アジの干物」を物色するも在庫なく帰途仕入れする事で了解。両手いっぱいのお土産を下げ、定刻9時30分に出発しました。

 途中干物店で各々干物他を仕入れ、車内では到着が早すぎもったいないよ?の声も多かったものの、旅行は順調に各降車場に早めの到着で無事帰宅しました。 (寄稿:伊藤正明)


 
かめや恵庵

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