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 【郷土の話題】2015年8月

 故郷上松町を離れて6O年余になった5月下旬、木曽山林高(統合後は木曽青峰高)第53回卒 業生同窓会に参加した。

 久し振りに母校を訪れ「木曽山林資料館」(林業遺産を生み出した108年にわたる歩みが展示されている。平成26年3月林業遺産認定)を見学し、在学中の懐かしい思い出が胸に伝わってきた。

 タ方には「いわや木曽路の宿」で懇親会が開かれ、幹事から「御嶽海・みたけうみ十両昇進 」の号外を頂いた。雷電・大昇・大鷲に続き37年ぶりに長野県出身関取が誕生した。県民あげて祝福して郷土の誇りとなる活躍を期待したい。

 同郷で後輩となる御嶽海(本名:大道久司)は、小学生時代(上松町立上松小学校)から相撲を始めた。父親指導のもと庭の踏み石で連日400回四股を踏むといった猛練習に励み、中学・高校の全国大会で優秀な成績を上げ、東洋大学に進学。学生横綱、アマチュア横綱など15冠の 個人タイトルを獲得し、幕下10枚目格付け出しデビューした。所要2場所での十両昇進は人気 幕内力士の「遠藤」と並ぶ。新十両の名古屋揚所は、得意の突き・押しで8連勝し、10日目に 元幕内力士「常幸龍」の張り手で口内を15針縫う怪我を負いながら、連日40人余の応援に駆けつけた地元住民の声援に答え、11勝4敗の成績で十両優勝を果たした。

 四股名は、噴火した御嶽山の「地元の復興」と、名門「出羽海部屋」の再興を願い「御嶽海 」と決めた。地元に元気を与える活躍をしたい。

(前会長 伊藤正明)

 出羽海部屋ホームページ







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